冬のコロナ

一昨日の行幸通りと日比谷通りの交差から見た皇居のイチョウ、とてもきれいでした。一方で東京コロナ493と急拡大した日で、全国的にかなり心配になってきました。国は高齢者施設などクラスター発生の増加に伴い、優先的にPCR検査を実施していく方針のようです。しかし、検査は1回陰性だからといって数日後はわからない。介護施設入居者はほぼ監禁状態(;’∀’)にしても、職員の出入りは避けられないですから、結局外から持ち込む可能性は排除しきれない。先般、関空に到着したインドネシアからの技能実習生49人のうち17人が陽性判明とか。この技能実習生が介護職とは限りませんが、現地出国前の検査では陰性だったということなので、検査の確実な保証もないことがわかります。ホントにどうしようもない今回の感染症、誰に文句言ってもおさまるわけでなし、ともかく一人ひとりが徹底して予防するしかないですね。

 

高齢者の住まい住み替えの方は先輩・先生

先日、以前私のセミナー・講座にご参加くださっていた方からお手紙をいただきました。某自立型ホームへの入居が決まったというお知らせです。最初のきっかけは遠方(地方)でのセミナーだったのですが、その後、京都で開催する講座にわざわざ新幹線を使って何度もお越しくださいました。見学講座も何度もご一緒し、熱心に質問されていたのが印象的でしたが、ご自身でもじっくり考えて決心されたのでしょう。女性おひとりですが、振り返ると「女性ひとり」の行動力と決断力はすごいです。過去講座、セミナーにご参加くださり、自立型ホームへ住み替えされた方々とは、何人か年賀状のやりとりをさせてもらっています(*’ω’*)。ときどきホーム内のこと(いいことも悪いことも・笑)お手紙くださったり「これからホーム探しの人に役立てて」とおっしゃってくれます(全員女性)。本当に嬉しく思います。講座で皆さん「先生」と呼んでくれますが、入居された方々は、私にとって先生です(*’ω’*)。

コロナと介護事業

コロナの動向が気になるこの頃ですが、国が10月時点で4万弱の介護事業所に調査したところ、1.5%の593事業所でコロナ感染症が発症していたとのこと。感染に関係なく、事業所の収支が悪化したところは、5月で47.5%、10月で32.7%との結果が。経営的にも非常に厳しい状況が続いていることが推察されます。第3波と言われる今の状況は、夏と違い幅広い年代(中高年も)がみられ、まったく予断を許しません。今年は厳冬かもともいわれており、換気の重要性は重々承知していても、なかなか難しいのも人間の本能です。うーむ、悩ましい。といってはおられません。ともかく、本当にひとりひとりが慎重になるしかないです、今は!しっかり取り組んでいきましょう!

安楽死法とルール

先週の話ですが、ニュージーランドで「安楽死法」が国民投票の結果可決されたようです。65.1%が賛成とのこと。要件は、18歳以上の国民か永住権保持者が余命6ヶ月の末期で緩和が困難な苦痛を抱えている場合。スイスのように、海外からの「安楽死目当て」は防ぐのですね。安楽死については、賛否両論で私自身も賛成とも反対ともない状況です(ただし尊厳死は認められるべきという考え)。『苦痛』がキーワードとなるわけですが、問題は本人の意思と違うところで動いてしまったときのこと。本人があらかじめ意思を示しても、途中へ考えが変わるケースもあります。簡単なことではないと思うのですが、日本の場合はまずステップとして「尊厳死(無理な延命措置はしない)」を法的に認めてからでは、と個人的には感じております。

介護の日

この写真、何かよくわからないですよね(;’∀’)。先週福岡のセミナーで市役所の方からいただいたフェイスシールドです。これはもう感激もので、クリアなメガネ型に透明シールドがはまっているので、遠目から見るとほんとにまったくわからないぐらいです。耳も痛くありません。私はなんども存在を忘れて講演中マイクをぶつけたり、お茶のペットボトルをシールドにぶつけたり、さらに口紅をシールドに塗ってしまったり(;’∀’)…。終了後は厚かましくもいただいてしまいました<(_ _)>。洗えば何度でも使えるので、会場セミナーで愛用させていただきます(*’▽’)b。ところで今日は11月11日。1111、介護の日です。今までのように会場イベントができないため、各地でオンラインフェスや、ある程度の期間を設けてゆるやからイベントを開催したりしているようです。少しずつ認知されるようになってきました。多くの方が少し優しい気持ちになって介護を考えてほしいですね。

有名人と認知症

先月末に亡くなった英国男優のショーン・コネリー氏(享年90歳)が、晩年認知症だったと婦人が伝えていました。個人的には「007」より「レッドオクトーバーを追え」が強烈に残っています。長寿と認知症は切り離せないリスクと思いつつ、「リスク」なのか?とも考えていまします。家電製品でも長年使うといろいろおかしくなってくるケースが多いですよね(私のメインPCもちょっと最近様子がへん)。地域のお医者さんは「お年ですから」とおっしゃる方も多いように、「お年なのだ」で済ませられるのが一番いいように感じます。病気にしてしまうから皆怖くなる。最近の日本(だけじゃないけど)は、元気で健康で若々しいこと以外はダメなこと、という風潮が多いように感じます。それにしても、海外の有名人、レーガン元大統領、サッチャー元首相も認知症でした。同時期の中曽根元首相も長寿でしたが、最後までしっかりでしたね。もうこうなれば、認知症なんて「ウン」次第って思いますけど(;’∀’)。

老年的超越

先週の日経新聞からのウケウリです。「やさしい経済学」コラムは慶應義塾大学の前野先生がご担当中。テーマは「幸せ中心社会への転換」で、最初の頃「ハピネス」と「ウェルビーイング」の違いを簡単に解説されていて、なるほど!と思ったものでした(うろ覚え・笑)。確かに、社会福祉学や高齢者の居住に関する海外論文でもHappyやHappinessは見たことなく、Wellbeingです。6日のコラムでは「健康や長寿と幸せの関係について」で、「老年的超越」という概念に触れられていました。『90歳を超える高齢者は、自己中心性が低下し、死の恐怖が減り、空間・時間を超越する傾向』が見られるとのこと。これを認知症という人もいるかもしれませんが(^_^;)。『40歳を超えると幸福度は上がり続け、90~100歳で老年的超越を迎える、皆でそれを目指し支える社会をつくることができれば…』と結ばれていますが、本当にその通り。前野先生のコラムは癒されるシリーズでした(*’ω’*)。

1年ぶりの福岡

昨日は福岡でセミナーでした。市主催で毎年多くの方がご参加くださいますが、今年はコロナの影響もありどうかなと思っていたら募集開始後早くに満席、少し定員を増やすなど大盛況を頂いて嬉しい限りです(*’▽’)。もちろん隣前後に人が重ならないよう配慮され、180人席を約100人でゆとりをもった会場でした。休憩時間には多くの方に個別質問をいただき、いつものことですが、それぞれが抱え持つ課題や悩みは尽きません。ほんのひとときの会話だけながら、何らかの参考になれば幸いです。一昨日は懇意にしていただいている福岡の社会福祉士の方とお会いして、コロナ禍の状況をお伺いしました。詳細は記せませんが(^_^;)、ホントに各地でコロナ禍による高齢者の生活の問題をつくづく感じます。ただでさえ悩ましい高齢期の設計、今後もこのような想定外が起こるかもしれない、それも含みつつ「転ばぬ先の杖」必要ですね。

音と危険性

最近はハイブリッドカーが増え、仕事上も乗せて頂くことが増えましたが、特に発進時の静かさ、スムースさは乗っている人間はいいのですが、外にいる人にはとても危ないのじゃないかと感じます。個人的にも何度かヒヤっとしたことがあり、運転する人も「歩行者に対して怖いと思ったことがある」と言われていたので、何らかの対策が将来必要かもしれませんね。特に高齢者は耳が聞こえにくいので、若い人でも存在に気付きにくい静かな車は、高齢者にはさらに危険。静かな車なんだけど、あえてエンジン音をつけるとか(苦笑)。私自身は、実家に帰った時に母のオールドカー(笑)を運転するので、ドドドーとエンジン音です。全然エコじゃないのが問題ですが(;’∀’)。衝突防止機能のついた車も増えているようですが、自動にすると何かバグが発生した時、怖いですね。文明の利器はいいのやら、よくないのやら…

 

昭和団地の美

高齢化率が著しい場所を「限界集落」と言われますが、昨今いろんな「限界〇〇」が名称化しています。いずれも「年数を重ねて耐久年数超過気味」を指す。高齢化率の高い集合地としては、都市部の団地。ほぼ50%前後といわれています。その団地のお仕事に今年関わっているのですが、確かに「昭和」な団地ながら美しさも最近感じるようになりました。「団地マニア」もいるそうで、全国津々浦々の団地を訪れるそうです。5階建てEVなしというバリアだらけの昭和団地ですが、効率的な間取ですし、よくよく団地を見てみると、昨今のマンションなんかよりずっとゆとりがあります。建物と建物の間には通風や採光がたっぷりと考慮されており、圧迫感がありません。いま、このような建物を都市部で建つことはまず無理でしょう。それでも、EVなしの住宅に住む高齢者の苦労はかなりのもの。ハード・ソフト両面で変わらない生活と建物を支える工夫ができたらいいなぁと規則的な団地群を見て思ってしまいます。