親族給付と地域ケア

昨日の続きでフィンランドの話です。北欧の中でもフィンランドの国民性は日本人に似ていると以前聞いたことがあります。10年程前にフィンランドに行ったのですが、独特の生真面目さがあるように感じました。かつてロシアの統治時代もあり、抑圧されたストレスが非常に高かったようです。そんなこともあり「フィンランド人は我慢強い」と聞きました。ということもあるのか、昨日の書籍の中でも、単身高齢者率が高いながらなんとかひとりで暮らしていこうという気持ちが高いようです。交通の便の悪い地方で特に冬場は周辺が雪と氷で動くことすらできない場合もあるとか。それでもじっと耐えるのでしょう。介護には親族給付(公的サービスを使わず身内が介護をする場合給付されるお金)もありますが、家族がいない、無理な場合は、近隣の血縁関係がない人でもその対象となるそうです。「地域包括ケア」を標ぼうする日本も単に善意の押し付けだけでなく、学ぶ部分があるように感じます。