老老介護リスク上昇

2019年の国民生活基礎調査からです。要介護者と介護する人の年代の関係ですが、このグラフのように、「老老介護」度は年々上昇中です。75歳以上同士が1/3とはかなり厳しい状況が窺われます。75歳以上ですから、80代も含まれる。お元気な方もいますが、やはり高齢期ですから元気ながらも身体的にはしんどいことが増えます。そんな中、要介護者の介護(多くは配偶者)をするのは、その時点でできていても、半年後、1年後、数年後は不可能になるかもしれません。最悪の場合が複数世帯の孤独死にもつながる。介護保険があるではないかといいますが、介護保険料すら捻出できない世帯もいるし、利用控えも増えています。最低限度の生活をきちんと支える制度が、崩壊しつつある昨今、自己責任だけに押し付けることは不可能。この調査も平均で出されるデータが多いのですが、社会制度を作る方々は、しっかりとそのレンジを見てほしいと願います。