訪問介護の危機

仕事用PCの背景を評判の熊本市のポスターにしてみました(^^)。センスいいですよね!自粛解除までコレにしておきます(*’ω’*)。
コロナ禍で介護業界にも悲痛な重圧がかかっています。相次ぐ施設クラスターで職員確保ができないところも多く、デイでは閉鎖も相次ぎ適切な介護が受けられないケースも多発。利用控えで在宅が増え、通常でさえ最も不足の訪問介護が危機的な状況になっています。厚労省は特例で資格保持者でなくても訪問介護の業務にOKを出しました。デイや入所施設の介護職員は無資格でも可能ですが、訪問介護は初任者研修修了者(旧ホームヘルパー2級)以上の有資格者しかできません。特例とはいえ厚労省の要件として、①高齢者サービスに従事したことがある人、②利用者へのサービス提供に支障がないと認められる人、の2点をあげていますが②は曖昧(;’∀’)。認知症の独居高齢者を放っておくわけにはいかず特例として致し方ないと思いますが、この特例を悪用する事業者が現れないよう切に祈るばかりです。

やはり最初に厳しく

オンライン会議や飲み会など、直接会わないコミュニケーションが注目されています。私もオンライン会議デビューしました(^^)。講師のお仕事は当面お休みですが、他の件でお仕事先の方々と会議。これは想定以上に使えます!。
さて、新型コロナの自宅待機で急変し死に至る方が報告されるようになりました。解明できていないことが多いので、専門家の方の意見が変わるのも仕方ないと思います。でも人間の心理として「緩い→厳しい」は難しいので、最初は思いっきり厳しくしておき、状況に応じて緩めるほうがいいのではないか。本件だけでなく各種制度も同様です。人々は最初の情報がアンカリングされるので、その後の変更情報を把握するのはばらつきが出てきます。自粛できない人を攻撃するだけでは問題解決にならないかと。落ち着いたら、充分に検証・反省すべきですね。しかし、家族がいても急変対応が難しいようで、独居者はなおさら。これ、自分事です(;’∀’)。友人がときどき安否確認メールをくれます(*’ω’*)。

後期高齢者医療保険料

京都、鴨川公園

全国的に公園も過密化してきたようで、自宅裏の鴨川公園も昼間は過密気味(;’∀’)。そこで早朝に歩くことにしましたが、それでも以前より多いです。距離を保ち体操している人が(*’ω’*)。さて、後期高齢者医療保険料の2020・21年度の見込み額が公表されました。全国平均は月額6397円。前期より7.4%UPの大幅増。最も高いのは東京都の8421円、低いのは秋田県の3944円。今後ますます厳しくなるでしょう。今回の増加要因は、1人当たり医療給付費の伸び、後期高齢者負担率の変更、保険料均等割り軽減措置上乗せ分の見直し、と、一般人には目に見えづらいものですが、少子高齢化と全世代型社会保障改革の影響です。「保険」ゆえに仕方ないものの、持病のある人には大変助かる制度である一方で、元気だけど収入の少ない高齢者には厳しい保険料。全世代型という名分は理解するものの、国民の社会保障より経済対策重視という国の姿勢は、今回のコロナ対策でも明らかな中で、なんだかなぁと感じます。

木を見て森を見ずにならないように

昨日友人から「近くを歩いてるよ(^^)!」とTELをもらい、ベランダに出て道路にいる友人と顔を合わせて電話を通じて話しました。我が家は幹線に面しているので用事帰りの友人が連絡くれたのですが、妙な感じながら嬉しかったです(*’ω’*)。早くいつも通り気にせず会えるようなればいいなぁ~。
話は変わり、病院や介護施設での新型コロナクラスタ―発生が目立つようになりました。厚労省では「施設の多床室を個室化する経費を補助する。主たる対象は特養などを想定」という方針を出し、補正予算案が成立したら速やかに示したいということですが、現場からは「個室化するなら職員体制の増員も必要」という声が上がっています。介護への新型コロナ影響を鑑み、特例措置がいろいろと出されていますが、普段でも厳しい介護現場にさらなる負担が押し寄せる状態に心痛です。とはいえ、介護業界だけでなく病院はもちろん、さまざまな事業に携わる方々が厳しい状態。昨今皆さんのストレスの矛先が他者への攻撃になりつつあるように感じますが、真っ最中のいまは意識して飲み込み、終息後に「今後もありえる」ことを想定して、個人も事業者も当然行政もリスク対策を本気で検討しておかねばなりませんね。「転ばぬ先の杖」を誰もが持つべきかと。

新型コロナ詐欺

誤解を恐れずに言うと「詐欺行為」というのはすごいなぁと思います。新型コロナをネタに詐欺が増加、国民生活センターも赤字強調で注意喚起しています。「保健所の職員を名乗る者からマスクを直接届ける」「中央省庁を名乗りマスクと検査キットを送る」「市のコロナ対策室を名乗り、個人情報を聞き出す」「会社の上司に借りたお金を新型コロナで困っているのですぐに返してと言われた(オレオレ詐欺)」など、高齢者で若干判断力が鈍っていたらひっかかりそうな内容です。むしろ高齢者じゃなくてもついつい信じてしまう場合も。マスク送り付けや偽りマスク販売サイトなどもたくさん報告されており、いかにも『人の弱み』に付け込んだ悪質さに「ここまでか…」と驚きます。みんなで労わりあい、協力し合う風潮がある一方で、こういうことが起きて「不信・不審だらけ」になってしまうことが気がかりです。

民間地域福祉のトイレ

※写真と本文は関係ありません

業界新聞の記事でナイス・アイデアを発見しました。町田市のある地域で、なんらかの事情を持つ方に、介護事業所、医療機関、地域の会社など40ヶ所が「トイレ貸します」に賛同し協力とのこと。たとえば奥さんの認知症の介護をされているご主人が、外出でトイレ介助をするのが非常に難しく(女性トイレに一緒に入るという行為)、外出そのものをやめてしまうこともある、と。他にも病気等でトイレが近い人が公共のトイレが少なく心配なケースもあり、悩みを持つ人が気軽にトイレを利用できるような配慮です。わかりやすいマークと文章を提示しています。手すりの有無や専門職の配置などは特段設けず(基本的に介助者が一緒か自立で悩みを持つ人の利用なので)、主旨の理解とマークの掲示のみとのことで、地域の善意が集まっているのですね。自発的に生まれたこの仕組み、国や行政が強制的にするものではなく、地域力だなぁと感じます。

高齢者の住まい紹介事業

菜の花シーズン、運動散歩のときの心の慰めになります(*’ω’*)。

「高齢者住宅、有料老人ホームを無料紹介」する事業者が昔からありますが、無料の仕組みは、紹介先の施設からバックマージンがあるからです。これまでもいろいろな問題があったのですが、高齢者施設・住宅の協会連合で、紹介事業者届出公表制度を作るそうです。希望者の状況をきちんとヒアリングし、公正に提案紹介ができる仕組みが必要ということで、実績を登録して公表するとのことですが、どれぐらい効果があるか興味深く思っています。紹介事業者の経営モラルも当然問われるわけですが、紹介する担当者の質が左右するでしょう。Netで安易な検索(診断)で紹介するところもあります。希望者には無料で紹介しても、紹介先事業者から収益がないと事業は成り立ちません。どこまで公正にできるか、かなり難しい部分がありますね。そういえば、紹介事業は不動産業になるのではないかと長年議論されていましたが(不動産業の場合免許や資格が必要)、うやむやなままなのですねぇ(;’∀’)。

介護事業所の指定取消

京都鴨川河川敷の立て札。でもこの隙間で遊んでいる人もいました。密でなければいいのでは…

河川敷にミニグランドがいくつかあり、高齢者がペタンク、子どもの遊び、中高生がサッカーの練習したりしていますが、コロナで「使うな」と。外だし密集しなければ運動のためにも使えればと思うのですが、甘い考えですか…。さて、厚労省公表によると、介護保険開始以来2018年迄で、介護保険施設・事業所で指定取消処分や効力停止処分になったところは、累計2595事業所にもなったとのこと。2018年だけで見ると前年対比で減少したようですが、指定取消理由は「介護給付費の不正請求」が最も多く、書類の未提出や虚偽の報告が続いています。運営法人別では、営利企業が88.6%とほとんどを占めている状況。市場化で「儲かる福祉」の現れとも。中には悪質なものもあります。介護現場職員が日々重労働を送っている中で、経営者のモラルを問われる内容。一方、複雑化した事務処理も課題で、悪意のない間違いのケースもあると思います。制度も仕組みも複雑化過ぎることも一因。シンプルにして誰もが間違いや違法を発見しやすい環境にしてほしいものです。

手洗いポスターも遊び心で

オーストラリア・タスマニア島の介護施設内ポスター、アートですね

昨日までフィンランドでしたが、オーストラリア(豪州)に飛びます(^_^;)。この写真は豪州の介護施設内で貼られていたポスターをまとめてみました。違う施設のものでなく1施設の中にいろんな種類の手洗いポスターがしつこく(笑)。介護専用施設で、ともかく衛生管理体制が厳しかったです。廊下には居室2,3室ごとに洗面があり、理由を問うと「暇がなく手洗いができなかったと職員に言い訳させないため」というスパルタ((( ;゜Д゜)))?な設備。最近日本の介護展示会では見るようになりましたが、紙製の尿瓶や洗面器が標準で使われていて、利用後固形化する粉を入れてそのままディスポーザーから下水へ。設備や仕組みに投資してるなぁと感じました。案内してくれた看護師さんが「感染症のリスク排除にはすごい効果で費用対効果が十分出せている」と。でも、ここまでになったのは(2013年訪問時)この4,5年のこと。コロナで大変な状況ですが、日本もこれをきっかけに、設備・ソフト両面で見直すことになれば、と思います。

スロットマシン協会

Hakaniemi Market, Helsinki

フィンランド話の続きです(;’∀’)。いろいろ盛りだくさんあるのですが、かなり端折ってこれで最後。私もフィンランドに行った時にビックリしたのが「スロットマシン」でした。写真は市場の片隅で写したものですが、スーパーや市場には必ず片隅にあります。確か50cか1ユーロのコインだけしか使えなかったと思うのですが、中学生以上が使うことができ(たぶん)、この収益は全て社会福祉施設の建設などに使われています(書籍ではいまでも大きな役割)。ギャンブルというよりは気軽なくじ引きという感じで、イメージ的には日本のスーパーなどにあるガチャポンみたいでしょうか(;’∀’)。スロットマシン協会という公営機関があります。中央駅の横には大きなCASINOもあり、うろ覚えなのですが、ここから数十億円単位で社会福祉設備に貢献されているようです。日本でも競馬や競輪や宝くじの収益から社会福祉に使われていますが、気軽さにおいてはスロットマシンはすごいと思ったのでした(*’ω’*)。