介護福祉士の伸び激減?

厚労省公表データから

先週、介護福祉士国家資格の合格発表があり、合格率は69.9%でした。介護職不足は周知の通りですが、介護福祉士(国家資格)受験者の推移を見てみると、2013年に約15万5千人、今年度(2019年)は8万4千人と6年で54%まで落ち込んでいます。当然合格者数も同程度減少ですから、介護の専門職確保がいかに厳しい状況かわかります。合格者の方々が100%現場仕事をするわけではないので、累積としては増えても、要介護者の伸びにはまったく追いつかないのが現状。海外からの実習生確保も想定には到底及ばない状況の上に、今回の新型コロナのように世界中を震撼させる事態も起こってしまいます。常に異常時を想定する必要はないと思いますが、楽観のもとに計画できないですね。企業活動もですが、最悪の事態も考えてポジティブに行動する、が国の姿勢としても大切なのではないでしょうか。(エラそうにすみません)

優先順位とスピード

新型コロナは終息が見えません。日本もこれからなのかと若干悲観的になってしまいそうです。東京および近県が自粛になりましたが、知人の都内の介護施設では「自粛できるわけがない」と、とりあえず近県からの通勤は電車を使わず車通勤にしたそうです。利用者も職員も感染防止に異常なテンションになっていると思いますし、勤務辞退者が出てくることも考えれば、現場の介護職の負担とストレスは尋常じゃないでしょう。もっと緊迫なのは受け皿の医療施設。政策叩きをしたくないですが(いつもしてますけど・笑)、すべて遅いと感じるのは誰もでしょう。マスクで防御はできないというものの、あるとないとでは違うはず。確実に医療介護の現場に優先されるようにできないものか。日本の人口は1億2千万人以上。仮に絶対必須の人が5割としても6千万枚は必要となります。簡単な計算でわかります(;´∀`)。ともかく個人にできることは「自分だけは大丈夫」とは思わず、基本行動遵守ですね。

新型肺炎のこれからの影響

生年月日ぼかしてます(;´∀`)

首都圏は外出自粛が相次ぎ、これからどうなるのか…全く予測がつかない現況です。私事ですが、25日に大学院を無事修了しました(^o^)丿。残念なことに、どこも同様学位授与式・卒業式は中止となり、学位記等一式宅急便で送られてきました。仕方ないけど、なんだかなぁ(;’∀’)。昨日、ずっと指導いただいた先生の研究室にお伺いし、お喋りしてしまいました。雑談がほとんどでしたが、社会福祉学的に(笑)コロナの影響も4月以降かなり出てくるだろうという話題も。生活を支える基盤、お金のばらまきでは解決できず、企業に助成することは即「個人」の救済につながりません。私の専門は高齢者の居住福祉ですが、この数年でヒシヒシと感じるのは、その前段階のプレ世代、中年世代の今後の問題。コロナの経済影響はリーマンどころではなく、これから居住の問題も大きくなるのでは。引き続き、勉強・研究にまい進して参ります。

有料老人ホームトラブル昔話

2000年介護保険施行前

昨日の続きです。これは1997-98年の新聞や雑誌の記事。当時、かなり大きく取り上げられ国会でも大問題になりました。他にも当時の有料老人ホームをめぐる不祥事や排除命令の例などたくさん記事コピーがあるのですが(;’∀’)、妙なモノも出てきました。某施設からある団体への内容証明付き原稿用紙数枚の質問状コピーです。なぜこれがあるのか経緯を思い出せない(・・;)、こんなの持ってると誰かに狙われるかも(笑)と思いつつ、内容を読み直して驚愕…。介護保険施行後、介護施設や高齢者住宅は激増し、トラブルも増えていますが、20年前とトラブル内容が違う部分も多々あります。ある意味、制度や法律を変えてきたからというのもありますが、昔から変わらない問題もいまだある。当時は施設や責任者の実名が結構公表されていました(;’∀’)。高齢者住宅オタクゆえ、断捨離できない貴重な当時の資料がいっぱいあります(笑)。

施設のランキング

2009年某全国紙

先日「資料断捨離」すべく(;´∀`)、積みあがった「紙」資料を整理しました。介護保険前から高齢者住宅の仕事をしていましたので、当時から気になる新聞や雑誌の記事は切り抜いたりコピーしたりして置いてるのですが、これはなかなか捨てられない(笑)。この画像は2009年の某新聞紙面で、この頃は全国紙やビジネス系月刊誌でも「有料老人ホーム」のランキングが流行りました。ランキングを出すと通常の1.5倍は売れると聞きました(事業者が買うからとも・笑)。当時のセミナー等では「そのまま鵜呑みしないで」と注意喚起したものです。評価の視点が疑問だらけだし、記者が全施設に赴いて自分の目で確認したわけではありません。事業者にアンケートfaxを送って自己申告に基づいた内容もあり(返送しないとランクが下に!)、事業者の方々からも問題視する意見をよく聞きました。昨今はあまり見なくなりましたが、そもそも「評価」が誰にでも当てはまらないことを冷静に気付いてほしいなーと思います。

コロナ疲れ…でも慎重に!

京都府立図書館

連日新型肺炎の話題ばかりで、ホントに誰もが「コロナ疲れ」「コロナ鬱」になりそうです。個人的には図書館の閉鎖がつらかったのですが、今日から約1ヶ月ぶりに開館\(^o^)/。仕事や勉強用のちょっとカタイ書籍は高額なので(;’∀’)、図書館に助けられていました。本さえあれば引きこもりが平気なタイプ(笑)、当面助かります(この1ヶ月はKindleで吉川英治全集を読んでました)。先日、元同級生の友人と久々に会い話しました。百貨店に勤務する友人は、来店客の減少は尋常じゃないといいつつ、臨時休業が設定されやっと休めるとも言っていました。非常時ですが、働きすぎの現代社会を「そこまでしなくても大丈夫」と気付くきっかけにもなるかも。昔は「定休日」があるのが普通でしたし誰も文句もなかったのです。とはいえ、医療介護に休みはありません。誰もが健康的に働ける社会になってほしいものです。

介護事業所の努力

名古屋は新型肺炎罹患者が多く出ている地域で、残念ながらデイサービスでも複数の罹患者が出ました。3月上旬から、該当地区のデイサービス(126事業所)に市から「休業要請」を出していましたが、20日で解除となったようです。実際休業は60事業所、そのまま開業や時間や内容、利用数限定で一部開業が約半数だったそうです。利用者は独居や、家族同居でも介護できない環境の人も多いので、職員も本人も家族もかなり大変だったことに想像難くありません。「入浴」だけでも、とサービスを続けた事業所もあったそうです。入浴目的でデイ利用はかなり多いので、職員の方々は自身も感染リスクと闘いつつ、過大な努力をされたと思います。国は事業所に融資や助成金が活用できるようバックアップしていますが、現場の一人ひとりの職員の不断の努力があることをしっかり見てほしいです。

種別高齢者施設の推移

社保審介護給付費分科会(3/16)資料の中に「高齢者の住まい・施設の利用者数」推移(2000~2018)がありました。有老ホームの伸びが目だちます。気になるのが、住宅型と介護付がH23年から(?)再掲推移を上げていますが住宅型のほうが多くなっていますね。住宅型・介護付のバランスは自治体によってかなり特徴が出るのですが、介護保険財源が大きく関係しているといわれます。介護付は包括報酬なので、自治体としては固定費用となるためかなり総量規制を強めました。しかし、先般厚労省で発表されていたように今後特定施設(介護付有老など)に補助金を出して、施設数を多くしようとしています。しかし考えてみると矛盾や問題点が多く見られます。特定施設は介護職人員配置が必須、どう確保できるのか。かつては、サービスを選択でき必要な分だけ使える住宅型やサ高住を増加させる方針でしたが、今度は特定施設増?特養の代替でしょうか。推移で数字を追うといろいろ見えてくることもありますね。

老成持重

昨日親戚の法事で、お坊さんのお話がありました。「初老って何歳だと思いますか」と問われました。答えは「40歳」(苦笑)。かつて寿命の短い頃はそうだったのですね。いま40歳初老とかいうと怒られます。「貪瞋痴(とんじんち)」はお経にもよく出てくる仏教用語ですが、簡単に言うと「必要以上にほしがらない、怒らない、悪いことをしない」。昨日の法事はかなり田舎の地だったのですが、昨今の新型肺炎の影響でこの田舎でさえ「紙」製品がことごとくなくなったそうです。しかも、朝から行列に並ぶのは時間のある高齢者(;’∀’)。高齢者参加の多い法事でやんわりと、最近のパニックを諫められたのかなぁと一番隅っこで(比較的若い私)、解釈していました。その割には、濃厚接触法事で誰もマスクもせず、法事修了後も会食で濃厚会話(笑)しておりました。ウィルスの感染も恐ろしいですが、それ以上にパニックの感染を訝るこの頃です。

認知症になったら…

内閣府が認知症に関する世論調査を1月末に発表しています。2015年以来2回目の調査。「認知症の人と接したことがある」は61.6%で前回より5.2ポイント増加。家族や親せきなど周辺にいる(いた)が多くなっています。自身が認知症になった場合の暮らし方については、今までの暮らしを希望する人もいるものの、半数は介護施設への住み替えを望んでいます。日本人特有の考えといわれますが「周辺への迷惑」を上げる人が多いようです。一方で「誰にも迷惑をかけないよう一人で暮らしていきたい」という人が5.8%。症状の状態にもよりますが、重度の場合は難しい問題です。身近で認知症の人に関わったことがない場合「将来そうなったら…」のイマジネーションは難しいもの。いずれにせよ、正しい知識や情報を得ることがとても大切ですね。