平均寿命更新!

昨日、2018年の簡易生命表が公表されました。平均寿命は男性81.25歳、女性87.32歳と過去最高!要因としては、日本の三大死因であるガン、心疾患、脳血管疾患などの死亡率が低下したからとのこと。幸せなのか幸せでないのか、もう難しくなります(;’∀’)。女性は50%以上が90歳以上まで生きる時代となりました。あなおそろしや((( ;゚Д゚)))。当然社会保障費の負担はますます高まるわけで、高齢期にQOLを維持して生きていくことの難しさを突きつけます。年金は今後ますます減額され、医療・介護の負担は増える。ちなみに、世界一長寿はもやは日本ではありません。1位は男女ともに香港、男性の2位はスイスで日本は3位、女性は2位です。

介護不足の地域差

昨日の続きで社保審の介護人材の件。介護人材不足は都道府県別でもかなり差が出ています。有効求人倍率が最も高いのが愛知県の6.19倍。低くても高知県の2.26倍。東京は6.05倍。都市部は4倍越えが多い。ちょっと尋常じゃない感じがしますね。過去50年ぐらいの求人倍率(全産業)を見ていると、景気の悪い時期で0.7倍位、バブル前後で2倍、だいたい1倍強ぐらいがほとんどですから、いかに状況が悪いかわかります。とはいえ、ないものはない。新たな発想が必要です。個人的にそれは「住まいと住まい方」だと思うのですが(;’∀’)~。

介護職員求人4倍!

7/26の社保審介護保険部会の資料から。この日のテーマは「介護人材の確保等について」でした。介護業界に限らず、人手不足が叫ばれる昨今ですが、資料によると2018年度の介護関係職種の求人倍率は3.95倍(約4倍)!。全職業が1.46倍ですからそのひっ迫した状況はわかります。その対策ポイントも上げられてはいるものの、過去見られた内容とほとんど変わらず、甚だ将来における介護事情は好転すると思えない。特に在宅は非常に厳しくなっていくと思います。ICTとかロボットだけで乗り越えられる問題ではないと思うので、グダグダ言わずに「社会保障」としてガッツリやるべき!と、個人的には思うのですけど(;’∀’)。

数字の羅列は咀嚼できない

眼のレーザー手術後の検診に眼科に行きました。検査フロアで先生がご高齢の方に目薬の差し方を説明しているのが聞こえてきました。先生「2つの目薬を1つずつ2,3分空けて日に4回さしてください」と指示しているのですが、高齢紳士は飲み込めない…「1日3回ですか?」「2つは1時間あけるのですか?」など、へんな解釈に(;’∀’)。決して認知症やMCIの方でなく、これって自分でもありえるかも、と思ってしまいました。ワンセンテンスに何度も数字が出てくると、若いときはすんなり入ったのですが(笑)、昨今は咀嚼に時間がかかる。うーむ、老化( ̄▽ ̄)。ということで、ご高齢者とお話するときは、やたらと数字を羅列しないように気をつけましょう。

年金額を考える基準

再び「老後資金不足」の話題ですが、民間調査機関も「いくら足りないか」試算に躍起になっているし、商機とみて(笑)資産運用系の会社は「老後資金形成セミナー」頻発で大盛況のようです。公的年金の財政検証は5年に1度で今年がその年。ただこの基準は、相変わらずサラリーマン夫と専業主婦を標準として計算。もういい加減修正すべきでは。検証ではこれを基準に30年後の所得代替率(現役世代の所得に比べ)50%超を示しています。ありえないですね(;・∀・)。昨日の朝刊では、先の参院選で有権者が最も重視するのは社会保障、与党の勝利は消費税率の信任だ、と書かれていましたが、そうだろうか。世の中の数字や言論に惑わされず「自分の場合」を考えるよう訓練しましょうね。

エスカレーターは歩かない

画像は、公益社団法人東京都理学療法士協会から拝借しました。「わけあってこちら側で止まっています。」キーホルダー。最近少しだけ「ヘルプマーク」をつけている方を見かけるようになりましたが、これはエスカレーターで、怪我や麻痺などによりどちらかのベルトにしかつかまれない人のために作られたそうです。エスカレーターは、西日本と東日本?で右側・左側違うようですが、いずれも歩く人用に片側をあけるという暗黙のルールがあります。昨今は駅内でも「エスカレーターは歩かないでください」と啓発していますが、東京など都市部にいくほど歩くどころか走っている人も(;’∀’)。体にトラブルを持っていなくても怖いときがあります。急いでいるときは自分もついつい歩いてしまい、反省。「人にやさしい社会」はこんなところから考えたいものですね。

認知症基本法って…

「認知症基本法」なる案が出され、先般も認知症施策推進大綱で「70代の認知症の発症年齢を今後10年間で1年遅らせることを目指す」とし、異論も噴出しました。認知症の人と家族の会の意見を拝見しているともっともと思うことも多い。「認知症の人を減らす数値目標が示され、偏見を助長し、自己責任論に結び付きかねない」。認知症の人も暮らしやすい社会に、という目標だったと思うのですが、いつの間にか排除の方向でしょうか(;’∀’)。認知症<産業界>では、早期発見・早期治療と銘打ち、病気化することにより医療費が増えています。「早期発見・早期絶望」と揶揄されている。介護だけでなく社会保障全体が、一本筋の通った理念や方針がなく、都度ブレている、と見えますが…。そもそも、認知症の法律が必要なのか(苦笑)?

選挙は行きましたか

昨日は参院選でした。日本の投票率の低さにいつも残念でなりません。北欧などでは投票率の高さに驚きます。さらに候補者が若い。30~40代が中心ではないか、なかには20代もいたと思います。日本のように高額報酬もなく、ほぼボランティアというか地域代表といったイメージです。自分の仕事を持ったうえで議員活動をする。内容がオープンなので当然悪行もできない。その上での平等社会・福祉社会の構築でしょうか。北欧は「社会民主主義」です。単純に日本と比較して良し悪しを語ることはできませんが、今回の選挙は年金政策など「流行りの話題」中心になっているのが、場当たり的で冷めてしまうことも事実。社会問題としてはマクロ的に少子高齢化に関する社会福祉政策があってしかるべきと思うのですが…。あ、あまり選挙を語りすぎるのは良くないですね(;’∀’)。

在宅特養の工夫

 

専門紙を読んでいると、「在宅特養」を紹介している記事がありました。地域内で特養は1施設しかなく、待機者が常時500~700人。施設ニーズに何とか答えられないかと、訪問介護・夜間訪問介護・定期巡回随時対応、デイサービス、配食等を組み合わせることで、自宅にいながら特養と同じレベルを提供できないかと取り組んだそう。この仕組みで300人強が利用しています。たとえば、20時30分迄の夜型デイでは、夕食を終えパジャマに着替えた状態で家に送り届け、家に着いたらそのまま寝られるようにするため、同居家族は負担がほとんどないとのこと。また特養のベッドを複数の利用者でシェアし、在宅と入所を織り交ぜながら栄養管理や生活リハビリを維持している。緊急時対応は難しいとはいえ、地域密着の工夫がなされていますね。

2018、認知症行方不明者最多

 

警視庁の発表によると、2018年に認知症の行方不明者の届出が、16,927件(男性9,274人、女性7,653人)あったとのこと。前年を1,064人上回っています。所在確認されたのが16,227人で96.2%は無事発見されました。残念ながら508人は死亡で、おもな原因は交通事故、低体温症による衰弱死、河川に転落した溺死などだそうです。都道府県では、大阪が最多、埼玉、城後、愛知、神奈川、東京と続く。不明者の約52%が80歳以上。他人と関わることを避けがちな世の中ですが、ご高齢者で妙だなと感じたら、ひと声かけられる社会にしたいものですね。