リフォームガイドライン

 

国交省の情報で「高齢期の健康で快適な暮らしのための住まいの改修ガイドラインを初めて策定」とありました。資料を見てみますと、「なるほど、そうですよねー」。でも、こんな改修したらいったいどれだけお金かかるんですか、新築できそうですけど(苦笑)。トイレだけとっても、広さ確保、横方向の出入口、室内手洗い器や暖房設置、など構造上できない家が多いのでは。高齢者が増え、リフォーム産業応援でしょうか(;”∀”)。高齢者のためを思うなら、社会制度として改修できるようにしてほしいもんです。それにしても50歳からプレシニアって((( ;゜Д゜)))。高齢者の定義を後ろ倒しすると言いつつ、50代でシニアですか( ̄д ̄)、統一感のない国ですねぇ。

アジアの高齢化

 

今日の朝刊で、韓国が昨年の出生率0.98となり、初めて1を下回ったとありました。20~44歳の未婚率は男性が58%、女性が45%(2015)と上昇を続けているそうです。高齢化率7%(高齢化社会)から14%(高齢社会)になる年数が、国際比較のデータとしてよく見られます。日本の24年は欧米に比べ突出していたのですが、今後アジア圏の勢いはそれを凌ぎます。韓国は17年、シンガポール20年、中国23年など、我が日本を上回る勢い。韓国大変だなぁ…と思う一方で、日本が急ごしらえで進める外国人労働誘致政策はそうそう簡単ではないんでは、とやはり思ってしまいますね。

2017年度高齢者虐待

 

昨日、2017年度の高齢者虐待についての調査結果が公表されました。施設と養護者(家族)の大きく2種の件数ですが、いずれも前年度より増加しています。報道では施設虐待が目立つように思いますが、実際い施設虐待の10倍が家庭内のものです。表面に出ている数字ですから、ここに出ないものはもっともっと多いはず。毎年公表を見るたびに切なくなります。虐待内容も身体介護が多く、虐待者は息子が40%超、夫が21%超、と毎年同じ傾向です。調査することが目的とならず、この調査が解決するためにあるもの、という意識を行政としてはもっと強くもってほしいものですね。

 

先日新聞の記事で、マイクロソフト創設者のビル・ゲイツ氏がAIについて「有望であり危険。原子力のようなものだ」と指摘していました。なるほど!と思いました。すごい勢いでIT化、AI化が進んでいますが、実家の田舎町に滞在すると、高齢化率50%の町ではテクノロジーの進化が高齢者にメリットよりデメリットのほうがずっと大きいのではないかと感じます。医療診断、介護計画診断などAIがサポート可能な部分は理解しますが、なんでもボタンひとつでモノゴトが進んでいくのは、超高齢者には理解できない(そもそも次々生まれる英語略語やカタカナ言葉についていけない)。こういうところにも格差社会を感じますねぇ。

認知症薬

 

先週の新聞の片隅ですが、気になる記事「認知症薬の治験中止」。十分な治療効果を証明できない見通しが強まったとのことですが、世界中の製薬会社で失敗が相次いでいるそうです。でも、先般も書いたように、すでに発売されている薬ですらその有効性が疑問視(フランスでは保険適用外にした)されている中で、効果がないと製薬会社が諦めるのはよほどダメなのでしょう。あわせて今販売中の薬もきちんと評価してほしいもんですね。将来認知症薬で薬害被害なんてニュースを聞きたくない、ですものね。

便利な不便

 

我がマンションの全戸インタホン取替え工事が進行中です。20年前の新築時は最新型でしたが、この時間経過はすごい(◎_◎;)。新型はハンドフリーでモニターはカラーになり、画面が大きく、タッチパネル、録画も録音も内線機能も、訪問販売や不審者の撃退機能(笑)も、あれこれ機能付きすぎで、まるでスマホか携帯のようです。比較的機械類に強い(と思っている)私でさえ、あらま~って感じなのに、住民の1/3程度を占める高齢者・超高齢者がコレを使いこなせるのか…。以前のものは、モノクロモニターながら、受話器、オートロックの解錠ボタンだけ。シンプルで誰でもわかるものでした。便利になったといえるのか?(;’∀’)。

医療情報は誰のもの?

 

先週の新聞記事からですが、医療情報の共有化がほとんど進んでいないというものがありました。複数の病院を受診すると同じ検査を繰り返したりという無駄を防ぐために、公費で530億円も投入したのに登録者は人口の1%程度。その原因は、まだ日本では電子カルテが浸透していない(30%程度)こともありますが、気になったのは「過剰治療や医療ミスの発覚を恐れて医師が開示したがらない」といった内容でした。それって…(-_-メ)。ちなみに、英国やオランダは普及率が9割を超え、患者も自分の医療情報をいつでも見られる仕組みだそうです。考えてみれば、自分の身体のことを自由に見ることができない日本の医療はおかしいですよね。。

第2号保険利用の理由

 

先日Netニュースで「ほう」と思う内容がありました。介護保険第2号(40~64歳)が介護を利用するには15の特定疾病と末期がんが対象です。セミナーでも「末期がんとは?」と偶に聞かれることがあったのですが、基本は医師が回復の見込みがないと判断したとき、とあります。しかしこれが難しい。余命6ヶ月位というふうにも言われますが、余命判断は難しい。そして申請の際に理由を「末期がん」と記載する必要があったそうですが、先月厚労省が単に「がん」という記載だででよいと通達したようです。本人・家族から「末期」と書くのが辛いという声が上がっていたからだそうですが、厚労省の対応、珍しくよい(;’∀’)。一方で15種(老化による病気)とガン以外でも困難な病気の人もいます。区分けは必要なんでしょうかね(・・?

IT化は誰のため?

 

先週金曜にデジタル化の話を書きましたが、先行するデンマークは、すべての行政申請などすでに10年程前に訪れたときIT化していました。でも、その際には、高齢者層にもひとりひとり徹底して「学習」する機会を与え(実際公的施設の一部にITルームがあるのを見せてもらいました)、移行をスムースにしています。デンマークは「施設→在宅」にシフトしたとき、24時間在宅介護を10年近くかけて全国100%可能(措置)にし、その後、介護施設を解体していきました。準備を念入りに時間をかけて「誰でも」可能にしてから踏み切っています。誰のため?国民のためです。日本の今の動きは誰のため?

誰もが漏れなく使えるものに

 

行政手続きのデジタル化を進めるようです。勤労現役世代やPC操作が可能な人々には朗報ですが、まったくITに馴染みのない高齢者もまだかなり多い中、不安は大です。マイナンバーカード取得率が去年7月時点でまだ全国11.5%(町村だけだと9.5%)。これは不信も反映してませんか。デジタル化で①デジタルファースト、②ワンスオンリー、③ワンストップ、の3原則、利便性を訴求していますが、バグや停電、漏洩、その他不測の事態が起きたときのバックアップもどうなのか。キャッシュレス然りですが、何も世界の最先端を追わなくてもいいのでは。目的と手段がごちゃまぜ感のする昨今の社会(政治)情勢と思ってしまいます。