危険運転

 

昨年末、約20年のペーパードライバーを脱し(;’∀’)、車の運転をしているのですが、一概に言えないものの高齢世代の運転の危うさを実感しています。多いのは、超スロー運転。メーターを見ると制限50㎞のところを30㎞程度で走り、後ろが数珠つなぎ…とうことも。さらに怖いのは4輪より2輪です。特に田舎では、「もう4輪は乗らないけど、移動手段がないと不便なのでスクーター」という後期高齢者が少なくありません。先般も、信号のないところで、ふらふら~と右から出てきたと思ったら、指示器も出さずにまた右に曲がっていって(対向車がなかったからいいものの)、後ろを走っていた私はヒヤリハットどころか心臓が止まりそうでした。4輪車も指示器を出さずに右左折する車が多く(年齢に関係なく)、車運転のリスクを痛感しています。四つ葉・モミジマークを発見したら、車間距離を必要以上にとっています(笑)。

親の介護

 

仕事先の担当の方々と話していると、皆さん何らかの形で「介護に直面」していると実感します。仕事前に毎日実家に顔を出して確認する方もいれば、遠距離リモートで奮闘している人、週末に親の家に通っている人、施設に入所したもののいろんな意味で不安を抱えている人…、皆さん明るくお話してくれるのですが、本当はすごく重いものをたくさん抱えていることがわかります。そんな中で、確かに介護保険は費用的に助かっていることは明らかなのですが、使いづらさや状況によっては限度額では賄いきれないケース、担当のケアマネの品質、介護職員の驚くべき問題行動、など、決して「サービスが使えるから安心」と言い切れず、常に家族の心配・不安がつきまとっていることもわかります。このまま介護保険制度が本当に維持できるのだろうか。いや、こんな制度維持でいいのだろうか。いったい誰のための介護保険制度なのか、ちょっとしんみり考えてしまうこの頃です。

年金繰り下げ

 

年金受給開始を75歳からも可能にしようという案が本格化してきました。今は65歳開始が基本ながら、繰り上げ・繰り下げで60歳~70歳の間で支給開始時期を選べます。早くもらうと金額は低くなり、遅くもらうと金額が増える、トータルとしてもらえる金額は同じ設定にしているのですが、それは全体での計算。個別にはその人の余命により損得勘定が異なる。繰り下げを75歳までにすると、65歳でもらえる金額の2倍近くなるということです。しかし、これはトクなのか(笑)? 個人的には2点気になる。1つは死亡率から考えると、85歳以降は急に高まります。男女差が大きくなります(男性の死亡率が高い)。結果もらえる期間が少なくなるリスクも高い。さらに、先延ばしする間に、社会保障改正で「想定外」に少なくなる可能性。まあ、国を信用できる人はいいでしょうけど、個人的には怖くて繰り下げはしたくないですねぇ(;’∀’)。さて、どうなるやら。

無子高齢化…

 

「少子高齢化」が一般的になって久しいですが、昨今は「無子高齢化」も聞くようになりました(妙に実感)。少し前の新聞に、中国が一人っ子政策を解除しても、少子化が加速している旨載っていました。出生率は2016年で1.25と日本より低い。1960年代生まれの人口ボリュームが50年代生まれより6千万人も多いそうで、今後が厳しいですね。国連のデータによると、今後アジア圏の高齢化スピードは日本以上に厳しい。高齢社会を示す7の倍数、すなわち人口の7%で高齢化社会、14%で高齢社会、21%で超高齢社会となりますが、中国の場合、2000年に6.9%、2025年に14.2%、2035年に21.3%と加速します。韓国やシンガポール、タイなども同時期に同じような傾向。中国は人口規模が日本の10倍以上ですから、割合よりも絶対数として厳しい。そういう意味でも高齢社会先輩の日本は注目されています。

統計調査不正の罪

 

うんざりするほど不愉快なニュースが多い此の頃、そのひとつが政府の統計調査問題です。昨日は政府が56の基幹統計を点検した結果、4割にあたる22統計に問題があったと公表。どうなってるんでしょう我が国は。昔「公務員は不正をしないように給与や処遇が優遇されている」と聞いたことがあります。結局「人」「組織」の腐敗はどこも同じなのでしょうか。さて、昨日、厚労省が急きょ1月30日の第168回社保審介護給付費分科会の開催中止を発表しました。この日の議題は、今年度の介護報酬改定および、昨年度の介護報酬の効果検証、調査、さらに2019年度の介護事業経営概況調査についてです。旬なテーマ(笑)ですね。もしかしたら、過去の介護関係の統計もいい加減だったんでしょうか。介護保険にかかわる全国民、介護事業者に直結する介護の統計調査。公務員といえども、徹底調査(外部から)して厳罰規定を作ってほしいもんです。

尊厳死啓発の公益性

 

高齢芸能人の方が「安楽死したい」と気軽におっしゃるせいか、相変わらず安楽死と尊厳死(平穏死・自然死)を一緒くたにしている人がとても多いと思います。不要な延命治療を予め本人の意志で示しておく「リビング・ウィル(尊厳死宣言)」は、法的に認められていないものの、現場では尊重されつつあるようです。啓発活動をしている日本尊厳死協会が“尊厳死宣言の普及啓発活動に公益性を認めない”という国の見解に対し訴訟を起こしていましたが、先般勝訴したそうです。画期的(行政訴訟勝利は至難の業)。最近新聞でもよく見られるACP(終末期の希望を医療・介護関係者と意識のあるうちに本人が話し合っておくこと/Advance Care Planning)を進める一方で、矛盾した見解ですものね。つい先日、ACPは「人生会議」という俗称をつけたようですが(この言い方あまり好きじゃないです)。とはいえ、法的な「尊厳死」はいまだ国会でも停滞中です…。

建物と人間の高齢化

 

先日、我がマンション管理組合のある議題を進めるにおいて、他のマンションはどうなのか調べていると、住人の高齢化問題がたくさん出てきました。分譲マンションに住んでいると、管理費以外に修繕積立金も必要です。共有部分を長期計画に基づき皆で修理していくのですが、この積立金不足があちこちで問題に。住民が高齢化するにつれ本人の収入が減り(年金のみなど)、積立金不足を補うだけの拠出ができず、結果修繕計画の大部分を断念し、それが建物の不具合や老朽化を進め、さらに若い世代の流入がない…という負のスパイラルに陥るのです。我がマンションは今のところ街中で周辺に有名な小学校があるため若い世代の流入も多いのですが、高齢化も着実に押し寄せています。バリアフリー化など対策も講じていますが、自分だけのことでなく、建物全体を考えねばならず(コストと併せて)、ますます難題が重なりそうです。物価や消費税上昇は確実に大部分の高齢世代を直撃しますね。

ご長寿と長寿ホーム

 

自立型有料老人ホームの広報誌でのホーム長のお話。なかなか興味深い内容でした。そうですよね、もう明治生まれはさすがに希少です。こちらのホーム、開設33年目で、30年以上暮らす方が35名、90歳以上の方が84名!(自立棟・介護棟で計308室)、本当に自立型ホーム入居の方はご長寿です。そうなると、当初親が入居していたホームに、その子世代も入居されている事例も出ているそうです。すごい(◎_◎;)。それだけ「評価」があるということなのでしょうね。常々申しておりますが、「古い・新しい」の判断は禁物です。高齢期は若い時と違って「中身」が重要(とはいえ、清潔さやメンテナンスは重要ですが!)。信頼や実績がとても大切です。LホームのAホーム長、勝手に引用してしまってスミマセン(;’∀’)

長寿入居のリスクヘッジ

 

週末の新聞広告で「おや?」と思ったこと。先月リリースされたようです。某大手有料老人ホームが生命保険会社と提携し、入居者が「想定以上に長生きした際のリスク」を担保する保険。条件としては、加入時点に満87歳以下、一括払い保険料納付、3年措置期間(たとえば87歳で加入したら90歳から支払可能)。措置期間後は一括か年金か受取が選べます。年金の場合終身で支払われる一方で、払込保険料以上長生きしない場合は元本割れ(死亡時点で支払い終了)なので、リスクもあります。これぞ「保険」の大道ですね(;’∀’)。まだ介護保険などない頃、一部の自立型有料老人ホームで入居一時金を一括保険料にし、終身で入れるところがありましたが、その後社会情勢(金利)が変わり今やリスクが高く難しい商品かと思います。この保険計算すごいかも(◎_◎;)。広告にもありますが「資金問題で退居する人増加」、気になりますね。実は、時々耳にする話ですので。

新しいリバモ

 

セミナーのご参加者から時々「リバースモーゲージ(リバモ)はどうでしょう」と聞かれることがあり、これまであまり賛成しない旨お伝えしておりました。リバモは、逆ローンのことで自宅を担保にお金を借りて死亡時に清算する仕組みですが、日本のリバモはリスクが高いです。しかし、先日新聞に新タイプ「リ・バース60」が開発され人気と載っていました。精算時にマイナスの場合相続人が残債を担う必要のないノンリコースを採用しているからです。これはいいかも。昔と違い土地価格が将来的にどうなるか見えづらい中、清算時が心配でしたが、これなら不安が軽減されます。しかし、お金の使い道は一般リバモより限定されます。サ高住の入居金等への利用は可能だそう(サ高住限定?)。しかも対象は全国で、一般リバモが資産価値の高い都心部に限られていたことを考えるとだいぶ利用しやすいです。ただし一般的に普通の住宅ローンよりかなり金利が高いので事前に十分考慮した方が良いと思います。今度銀行の方に詳しく聞いてみます(‘ω’)ノ