ある社会保障に関する文献で「?!」という内容を見ました。そこで調べて自作してみたのがこのグラフ(介護保険事業状況報告年報より)です。「介護保険は高齢者増で財源不足」と我々は刷り込まれています。だから保険料も利用料も上げないと、と。でも、介護保険が施行されて以来その収支は毎年度黒字が続いており、累積黒字は2兆5千億円も(◎_◎;)?!ついつい、「そうだよなぁ」と思わせる少子高齢化バイアス。常に政府の言い分を訝っているくせに手落ちでした。きちんと根拠を調べないと。民間保険は「収支相等の原則(保険料総額と保険金総額が等しくなる)」があります。民間の手法を都合のいいときだけ利用するのに…。でも…私の計算がどこかおかしいのかな。何か項目・考察が漏れているのだろうか。しかし文献にも「黒字」による疑問が論じられていました。今度大学の社会保障専門の先生に聞いてみます(;・_・)。