火の回りの安全

 

2ヶ月前、システムキッチンのガスコンロをリニューアルしました。IHと最後まで悩んだのですが諸事情ありガスに。でも最近のガスコンロはすごい。鍋がズレたら自動消化(これは以前もついていた)、タイマー消化、調理に合わせて自動調整・消化、安全性に考慮されています。フラットなガラストップなので掃除もしやすい(*^^*)。IHと悩んだのは、将来年老いたとき、火災事件などを起こすことが心配だったからです。というような話を先日友人(独居)と話していたら、友人の怖い体験を聞きました。煮込み料理をコトコト作っていて(朝)、いったん鍋を火からおろしたそうですが、小さい火にしていたのを消し忘れ、なんと仕事に行ってしまった(◎_◎;)!夜帰宅すると、なんだか部屋が暖かい。ハテナ?と思うと暗くなったキッチンに火がほんのりと。身の毛がよだったその瞬間、想像できます。何事もなくてよかったですが、本人は相当落ち込んでいました。テクノロジーの進化もこういう点に役立ちますね。

古代人類の助け合い

大学でユニークな話を聞きました。原始時代(20万年~3万年前)の遺跡から、障害があっても天寿を全うした人の骨が数多く発見されているそうです。当時の平均寿命は10代!生殖終了とともに死亡。40歳代は超高齢(笑)ながら、骨の形態に異常がみられるものの花束を添え葬られているなど見られるそうです。また、縄文時代や弥生時代でも四肢麻痺で寝たきり、歩行障害、骨折などがありながら、高齢まで生存し、この時代の「群れ」から遺棄されず、支えられつつ生きていたことがわかるそうです。社会学的には「剰余生産力の存在とその平等な分配機能」、生きていくに十分な食料が群れ内で確保でき、狩人だけでなく内助の功として配分されていた。では、これが崩れ始めるのはいつか?剰余生産物を収奪する支配者(国家)が出現(年貢とか税金のこと)してから、生産に貢献できない者(障害や高齢)が排除され始める。それが発展して今の社会現象ですね。「働かざるもの食うべからず」という言葉が表します。古代の人の方がよほど人間性があったのですねぇ(*’ω’*)。

年金か就職か

 

最近は新聞の一面を財政健全化関連の話題が占めることが多くなっています。もちろん重要であり、健全化すべきながら矛盾することも多いと感じます。一方で金融面のコラムで「応能負担をすすめるべき」という内容もあり、経済紙でもこういう論者がいるのだなぁと感心しました。それはさておき、先週気になったのが在職老齢年金の見直しです。過去何度か見直しされてきていますが、この政府説明が「高齢者の就労意欲をそぐ制度」というのがなんともおかしい(笑)。就労意欲をそいでいるわけではなく、制度がそんな状態だから仕方なくであって、コロンブスの卵じゃないですがへんな理屈。在老年金を下げるとさらに働かなくなる人も増えると予感しますが。そして、以前は「高齢者が働くと若者が就職できないから『老害』だ」と非難ごうごうだったのに、今や人手不足だし高齢者も高齢者と言えないほど元気だからどんどん働け!と。真逆のことを言っても平気というのがよくわかりません。社会は人間の信頼関係で成り立つものと個人的には思うのですが。

24条改正案

 

私の無知ぶりを露呈です(;’∀’)、先日の大学院の授業で初めて知りました。憲法第9条改正案のことは誰でも知っていると思いますが、24条改正案を知りませんでした。長いので引用しませんが(気になる方はNetでご確認を)、「家族は、互いに助け合わなければならない」が案で入れられています。そんなの当たり前、という一般的な感覚ながら、憲法という国家の統治体制の基礎に「家族」を入れるのは、明治時代に逆戻りとも考えられます。「個人」の尊重をもとに、第25条で国の国民に対する生存権や福祉、保障、公衆衛生の義務を定めているといわれます。改正案は地域包括ケアシステムの「自助・互助が基本」と連動するように、100年前の救貧法に近い感覚。人々の生活保障や福祉において国の責任を後退させ、自分や家族でなんとかしなさい、と。でも、これから親族のいない独居高齢者が増加していきます(将来の私も)。なぜ家族強調なのか甚だ疑問。もっともな表現に含まれる誘導概念があちこちに込められていると感じます。

介護保険料未払いのペナルティ

介護保険改正は細かい部分が多いので、ついつい見逃している内容が多くあります(;’∀’)。そのひとつ、保険料滞納の人へのペナルティ改正。従来は保険料滞納1年を経過すると、いったん全額を事業者に払って、保険給付は自分で窓口に申請して還付してもらう必要があります(面倒)。1年半過ぎると還付の一時的差し止めなどがあります。さらに2年(時効)が過ぎると、自己負担が3割となり、高額介護サービス費などが受けられなくなる。これが、今年の8月以降は4割に引き上げられます。通常保険料は年金から天引きですが、年金が年間18万円以下の人は普通徴収(窓口で支払う)です。そもそも、月に1.5万円の年金から介護保険料を払うということ自体ナンセンスだと思いますが、平成28年度の保険料滞納による「差し押さえ」は1.3万件超え。介護は受けない!とう拒否もあるでしょうが、払いたくても払えない人は実に多いと思います。

住民同士の気遣い

我が家の話で恐縮ですが、20年目を迎えた分譲マンション。昨年に引き続き管理組合の理事をしており、メイン玄関自動ドア化を検討しています。玄関は二重になっていて道路側のものと管理人室の前を通って居住区に入る玄関で、中は最初から自動ですが外は手動でした。我がマンションも高齢化が進み、外側も自動ドアにすべく(これが結構な費用がかかります)、市のバリアフリー助成に申請中で結果待ち。先日の住民総会では、「もし助成がおりなくても実施しては」「タッチ式より精度の高いセンサーで、体の不自由な人も出入りしやすく」「車椅子の人が触れやすい位置に接触部分を」など、予想外に皆さん、高齢・障害の住民を想う発言があり、驚きました。他の案件は何かと苦言を呈する人も少なくないのですが(;’∀’)、最も費用がかかる自動ドア化だけは全員一致賛成、しかも「できるだけ良いように」。ちょっとうれしかったです。これをきっかけに、住民が少しずつ気遣いできるようになるといいなぁ~(*’ω’*)。

介護の利用を辞めた人

今年の介護保険改正で3割負担が実施されますが、前回改正時の「2割負担」がどのように影響があったか調査されています。2015年改正時に1割から2割に引き上げられた人のうち、3.8%は利用を減らしたり中止したりしたそうです。1割の人も利用を減らした人が5480人(調査対象の居宅介護支援事業所4千件のうち)。「支出の重さ」が理由の人、1割負担でも7.2%、2割負担者は35.0%にも上った。この調査もどこまでホントか(苦笑)わかりませんが、それでも、財務省は次期改正で「原則(全員)2割」案を出してきています。「高齢者にも負担をしてもらう」が常套句のこのごろですが、「高齢者」という層別ではなく、「所得(年齢関係なく)層別」で検討することではないかと思うのですが。いずれにせよ「使いたくなくなる」介護保険にしていこうとしているのか?と、感じますね(自費サービス誘導策?)┐(´д`)┌

介護のお金と人材の行方

昨日、厚労省が第7期介護保険料(第1号)全国データを公表しました。全国平均は5,869円となり、前期に比べ6.4%UP。保険料格差は以前新聞で報道された通り、福島県葛尾村の9,800円が最高額、北海道の音威子府村の3,000円が最低額、約3.3倍です。さらにもう1つ、介護人材について。2016年に比べ、2020年(もうあと1年半!)に約26万人不足、2025年に約55万人不足と試算しています。ここでちょっと疑問が。3年前の時点より、それぞれ必要な介護人材試算が15万人、8万人減っています。3年前に比べ更に精査されたということかもしれませんが、介護認定自体を減らす作戦ではないかと訝っています。改正内容を鑑みれば、そう思わざるを得ません。人材増強のための作戦を5つ挙げていますが、絵に描いた餅(;’∀’)。さて、今日は今から横浜で400人近い方々がご来場のセミナーです。早速この話題で盛り上がりたいと思います( ̄▽ ̄)。

火葬場不足!

最近新聞ネタが多いですが(;’∀’)、土曜日の記事から。以前も「火葬難民」「火葬船」の話を書いた記憶がありますが、コレはなかなかリアルな内容でした。特に大都市圏は切実。横浜市の場合、火葬待機日数が2016年には4.01日とか。市町村で火葬場を持っていないところもあり、この場合近隣自治体にお願いするわけですが、地元住民優先となれば、ますます深刻です。民間の斎場もあるようなものの、基本的には自治体運営がほとんどのよう。どの自治体も火葬場および炉(生々しいですけど)を増やす計画ながら、いわゆるNimby主義(Not in my backyard=私の庭ではやめて)で、総論OK、各論NGの住民意識で難しいようです。うーむ。「おちおち死んでもいられない」というのは、このことですね。ますます「火葬船」の構想が再現しそうです。

介護の話題は日常的

日経の新聞小説、今は林真理子氏の作品です。当初は日経にありがちな中年艶話(苦笑)だったものが、最近は介護の話に((( ;゚Д゚))。しかもなかなかリアルかつ強烈な展開となってきました(・_・;)。以前、同氏の書籍「我らがパラダイス」のコトも記載しましたが、林氏自身が100歳越えの実母の介護に直面していたこともあって、関心の高い分野なのでしょう。高齢化が進んでいる日本ですが、この20年で急激に介護の話題が一般的になったようです。20年で介護人口が激増したというよりも、介護の話をオープンにできるようになったという社会変化でしょうね。先日も同年代の友人と食事した際に、「同窓会に出たら親の介護の話ばかりになる。認知症、老老介護、施設入所…と、ほとんどの人が身内の介護に係わっている」と話していました。介護保険は制度としては疑問が多いのですが、介護について躊躇なく話すことができるようになったのは、ひとつの功績と感じます。