話し相手ロボットと高齢者

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 昨夜泊まったハウステンボスの「変なホテル」は本当に変なホテルで(^_^;)、結構おもしろかったです。全部ロボット対応でホテル内で人間スタッフには全く会いませんでした。ロボットは結構楽しい(≧▽≦)。各部屋にはホテル案内も兼ねた、この写真のチューリーちゃんがいます。話しかけることで答えてくれるのですが、まだまだ精度はそれほどではなく、あまり愛想も良くなく(^_^;)、ときどき逆ギレされて「それで?」って冷たく言われたり、「はぁ?」って言われたり…。私は思わず「チューリーちゃん、ちょっとアホですね」というと「じゃあ、歌います」と言って歌い始めました。これはウケ狙いなのか(^_^;)…。
 ところが、うちの老母がハマってしまって「かわいい」とずっとマジメに話しかけていました。これは、やはり老人の暮らしとロボットはかなり相性がいいかも。ウチの母はこういう類はクールで関心ないほうなのですが、実物体験してみると「これうちにあるといいのに」と言うほど。私が「あまり賢くない」と指摘しても「そこが、またかわいい」だそうで、小さい子供みたいな感覚なんでしょうかね。高齢者用介護ロボットも癒し系はありかもですね。

トイレの動線は大切

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 文句の多いブログなので(^_^;)、ちょっとはキレイな画像も…。
 今日は長崎に、仕事でなくプライベートで、半年に一度の母連れ旅です。初めてハウステンボスに来ました。夕方到着したのですがそれほど寒くなく、夜のイルミネーションがキレイでした
(^_^)
 話は変わり、実家のリフォームは
2ヶ月近くかかって完成。昨日は工事完了確認で実家に行っていたのですが、びっくり(_◎;)。キレイにリフォームしてもらいました。完成時「キレイなので使うのもったいない」と母(^_^;)。古いトイレは壊していないので、ドアに「使用禁止」と自分で張り紙はるそうですけど(^_^;)。寝室から縁側を挟んですぐ前にトイレを増設したので、夜間の転倒などはかなりリスク低減できたと思います(以前は離れに続く土間を通した渡り廊下を通る必要がありました)。私も実際使ってみて「動線」の雲泥の差を実感。セミナーなどで、「転ばぬ先の杖」を皆さんに啓蒙している分、自分も対策しないと(^_^;)!ということで、今回の作戦は良かったと納得です。

高齢者住宅制度は誰でもわかりやすいように!

161125mainichi 週末福岡出張中、宿泊先で見た新聞の記事。国交省のHP探しても到達できないので(^_^;)詳細不明ながら、これはかつて存在した「高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)」の復活なのか?
 高円賃や高専賃、高優賃などを廃止し全てサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に統合したのはほんの5年前。しかも、国交省さんその前は「認定シニア住宅」なんて制度も作ってました。どうして名称を度々変えたり制度の廃止・新設を繰り返し混乱をきたすのか、いち国民としてさっぱりわかりません┐(´д`)┌。
 一方で、“家賃を安く抑えられるよう国などが補助金を出す仕組みも作る”、これがどんな仕組みなのかちょっと期待です。事業者を補助するのではなく、入居者(人)を補助をする制度にしてほしい。従来申していますように、個人的には「住宅補助制度(住宅手当)」を人につけることが必要と思っています。国は経済対策に動かず、人の福祉を考えてほしい。サ高住事業者に1戸100万円(新設の場合)の補助を出しているが、これが入居者に還元されているのか?単に箱作り(経済対策)だけになってないか?結果的に悪質な住宅(というより施設)も発生。高齢期の住宅は張りぼて施策でなく、ピープルファーストで考えてほしいもんです!

若い介護者たち

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 以前も書いたことですが「ヤングケアラー」の現実を最近よく見聞します。
 現役世代向けの親の介護セミナーでは、
40代後半から50代を中心に60代ぐらいまでがコアな参加層ですが、最近は20代、30代の方も増えてきています。終了後にお話を伺うと、まだ50代、60代の親の介護や、祖父母の介護で両親が大変な思いをしていて…といった内容が多いです。中には、このままでは介護殺人になってしまうという深刻なケースも。『よくあること』ではないだけに、この世代の人達が回りの友人や同僚に相談しても伝わりづらく理解してもらえないと思います。しかし、話を聞くとご本人や家族にとってはとても重い内容があります。
 介護や高齢者のことについては「まずは地域包括支援センターへ相談を」と行政は言っておりますが、その情報すら行きわたっていない。つくづく「介護は情報戦」を実感。ただ、切実に願うのは「わかりやすい名称、わかりやすい制度」。行政の方々、ホントに何とかしてください
(;’’)

ごみの分別が課題!

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 先日、在宅介護事業者の方から「ゴミ屋敷化は誰でも簡単になりうる」という話を伺いました。その発端はどんどん変化する市町村のごみの分別にあると。エコやリサイクルの考え方はとても大切なのですが、いつからどのように変わっているのか、どれをどうしたらいいのか、若い世代でも難しいのに高齢層にとってはさらに困難。結果的に自宅に分別できないごみがたまり、収拾付かない事態に陥るとか。
 ある意味マジメな日本人高齢者ゆえ、気にせず捨てるより「きちんとしなくちゃ」の気持ちですね。自分の生活を振り返っても難しい
(-_-;)。マンションの収集(3分類)、市の収集に出さねばいけないもの(数種類)+別途大型ごみ、さらにスーパーでの回収…。それこそ、ごみ自動判別器でも開発してそこに入れたら全部自動で分別できるようにしてほしいものです。
 一方で、このようなことは介護保険で行うより、近隣の人が少し手助けできれば済むことが多い。そういう点では地域の互助って大切ですね。ただ日本人の良い点でもあり悪い点でもある「他人様にご迷惑かけては…」「図々しいおせっかいは…」とお互いがなってしまう。ここらへんをうまーくバランスとれることが大切。やはり日ごろのコミュニケーションが大切です。

目標って重要

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 先日観てきました『はじまりはヒップホップ』。原題は「Hip Hop-ration」。ニュージーランドの小さい島に住む66歳から94歳までのヒップホップダンスグループの名前がこの「ヒップ・オペレーション」。カタカナにするとかっこいいのですが、これ「腰の手術」の意味で(^_^;)、ほとんどの人が腰痛手術していることと、ヒップホップにかけた名前だそうで、なかなかイカしてます(^_^;)
 ドキュメンタリーなので全部実話の実物出演。
10代中心のやんちゃなダンスに挑んでラスベガスの世界大会に特別出演してしまうのですが、人物像も追っていてなかなか見ごたえありました。監督が撮影当初、ホントに大丈夫なのか、世界大会に行くまでほとんどが死んでしまうのじゃないか(^_^;)と訝ったほど。良かったのがホンモノの最強チームの子供たちとの温かい交流です。じいちゃん、ばあちゃんたちのジョークもウィットに富んでいて、元気をくれました。なかでも3人の90代女性達のパワフルさには脱帽。生きている限り動かなきゃ。そして『目標』の大切さ。90代でも飛行機乗ってラスベガスに行って、プールで遊んでダンスを踊る!元気になれました!

人間の能力は果てない

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 先日神奈川県にある介護施設をいくつか視察させてもらいました。小規模多機能型居宅介護と認知症グループホームも伺ったのですが、いずれも認知症の方が対象です。改めて思ったのは「人間の残存能力は認知症に屈しない」ということ。現場のスタッフの方々の話、そして入居者の方々の様子を見ててホントに実感しました。
 写真はデイにいた黄昏ペッパーですが
(^_^;)
、「寒そう」と利用者がマフラーを編んでくれたそうです。セミナーでも認知症グループホームでは、入居者が食事作りを一緒に行うという話をしていますが、スタッフの方々も「私たちより包丁さばきがうまい!」「洗濯物の折り畳みを夕食後にお願いすると『遅い』と言われる(笑)」など。訪問時もきれいに洗濯物をたたんでいる方がいましたし、素晴らしい色彩の塗り絵をされている方も。芸術的!
 そして「閉じ込めてはダメ」という思いも実感します。もちろん転倒リスクや事故リスクはありますが、その施設は玄関も部屋の窓(床までの大きな窓)も施錠していませんでした。少しだけ出れば満足する方も多いそうです。我々は高齢者だけでなく子供でも「危険」回避になりすぎていないだろうか。何をしても事故・危険リスクをゼロにすることはできません。身体だけでなく心まで縛ってしまっては、人間として生きていくことをなくしてしまうのではないか。他のいろんな話もお聞きしてそう思いました。良い施設選びができれば、本人にとっても家族にとっても穏やかです。

介護保険3割自己負担!

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 介護保険改正案についてはまだ着地点ははっきりしないものの、少しずつ方向性がまとまってきているようです。その中で今回は、高額所得者(といっても年金年収めやす383万円以上)は、介護サービスの自己負担を3割に。2割の対象幅を広げるより年収の多い人からより負担を重くという方向のようです。これは、現役世代の総報酬割(大企業などの健保組合)で負担を増やすことと一種バーターといえるでしょうか。痛み分け。年金で383万円以上は数%程度ということですが。そのほかにも、高額介護サービス費の「一般」の上限額を上げる、福祉用具のレンタルの上限額を設けるなどの案が出ていますが、2割負担を年齢や軽度介護で区切る案はどうも消えたのでしょうか? まだまだわかりませんが。新聞の記事では、軽度介護者の生活援助を外せなかったことや介護用品の公定価格導入をできなかったことに批判的でした。しかし本来は財政ありきではなく、国民の生活水準を一定以上に維持することが目的の法制度。高額所得者の負担が多くなるのは致し方ないとしても、多くの低所得高齢者が不安なく、文化的・健康的に暮らせる制度は堅持すべきかと思います。

メガネがなくなったら?

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 視力のよくない人は結構多いのではないかと思います。私も外ではコンタクトレンズ、家ではメガネでかなりの近眼です。いっとき老眼鏡も作ってみたのですが(^_^;)、それほど悪くもないので結局使わないままタンスの奥に収まっています。
 先日、福祉業界紙を読んでいて、次期介護保険改正案の「福祉用具の利用制限案」について触れていました。福祉用具があるからこそ、その人の生活の質、他人に頼らなくても良い状態を作り出せるという例に、「メガネ」をあげていました。メガネがあるからこそ、モノがよく見え、生活に困らないし、他人に頼ることもない。確かに!もしメガネやコンタクトレンズがないと私自身も相当生活困難になります。そう思えば、たかがメガネながら日常生活になんて自立を促しているのでしょうか!されどメガネ!もしメガネがなければ、私も要介護1ぐらいになってしまうかも。何をするにもとても不便でとても時間がかかり、外出なんて怖くてできません。そう考えると「福祉用具」の制限は他人事ではない。多くの人が、メガネやコンタクトレンズがなくなったとしたら?を想定してみると、事の重大さがわかるかと思います。

高齢者と携帯電話

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 携帯電話のスマホvsガラケーは、スマホ市場が圧巻のようですが、私はしつこくガラケーです。一瞬スマホに見えますが(^_^;)。この機種はもう89年使っていると思います。ちょうど初代iPhoneが出た頃で、実はどちらにするか迷いましたが、とにかく軽さとサイズ最優先なので、若干小さく軽かったこちらにしました。
 シニア世代にも「シニアスマホ」なるものが出ているものの、それはヤングシニア向けで、なんとか携帯電話の使い方を覚えた現在の
80代以降の大半はスマホを使いこなすのは無理かと思います。もちろん中には、PCだろうがITだろうが何でも来い!のオールドシニアもいますが。子どもに万が一のためと携帯を持たされた、特に女性のオールドシニアは、ガラケーでも今使っている機種以外はもう無理ではないでしょうか。携帯電話会社の「スマホ乗り換え作戦」は見え見え、経済的効率が悪いのはわかるものの、高齢者ユーザーには、福祉的観点で検討してほしいと思います。災害や事件が多い中、ガラケー携帯はシニア世代のライフガードにもつながります。私もこれが壊れるまではこのまま…の予定です。