昭和団地の美

高齢化率が著しい場所を「限界集落」と言われますが、昨今いろんな「限界〇〇」が名称化しています。いずれも「年数を重ねて耐久年数超過気味」を指す。高齢化率の高い集合地としては、都市部の団地。ほぼ50%前後といわれています。その団地のお仕事に今年関わっているのですが、確かに「昭和」な団地ながら美しさも最近感じるようになりました。「団地マニア」もいるそうで、全国津々浦々の団地を訪れるそうです。5階建てEVなしというバリアだらけの昭和団地ですが、効率的な間取ですし、よくよく団地を見てみると、昨今のマンションなんかよりずっとゆとりがあります。建物と建物の間には通風や採光がたっぷりと考慮されており、圧迫感がありません。いま、このような建物を都市部で建つことはまず無理でしょう。それでも、EVなしの住宅に住む高齢者の苦労はかなりのもの。ハード・ソフト両面で変わらない生活と建物を支える工夫ができたらいいなぁと規則的な団地群を見て思ってしまいます。