住み替えから退居へ

厚労省:第182回社会保障審議会介護保険給付費分科会より

昨日に続き社保審資料の「高齢者住まい事業者団体連合会提出資料」からです。興味深いデータがありました。現在の民間施設は介護付有老、住宅型有老、サ高住の大きく3分類にできますが、それぞれの入居から退居の移動がどうなっているか。自立型も介護型も混合なら少々偏向的な一面も感じますが、世の施設のほとんどが介護型であることを考えると、要介護者の住み替え傾向がある程度見えます。いずれもその多くが病院や診療所からの入居。これは「自宅には戻れない」を表しているととれます。中でも「自宅」からの移り住みには各施設で少し差が出ています。自宅→サ高住が多くなっているのは、サ高住の激増もありますが初期費用が低価格に感じる部分でもあるかと思います(入居後に予想外な展開も多いのですが)。一方で、退去に関しては「死亡」が多く偶発的な面を含んでも「看取りの場」にもなっている様子がうかがえます。サービス包括型の介護付がもっとも死亡退居が多いことにも頷けます。住宅型・サ高住は介護付に比べると他施設への移動退居が多く見られます。サービス外付けや人員体制の差が出ているのかなと推察します。個人的には、地域別・自立/介護別にこのデータの詳細が知りたいところです(;´∀`)。