なくならない虐待問題

先週末の新聞に比較的大きく掲載された「特養入所者17人に虐待」の記事。一度に17人とはかなり大規模な問題です。京都市内ではなく宮津市(日本海側)です。運営するのは高知県の社会福祉法人ということで、理事長は「内部調査をしたが虐待の事実はない」と。隣県などのレベルではなく、かなり離れた県の社会福祉法人が他の地域で特養ホームを運営する例が増えてきたように思います。しかし、これだけ介護は地域でと言われているのに、なぜ他県の事業者となるのでしょうか。本件でも理事長が調査・弁明しても、実際どれだけ現場を見ていたのでしょう。なんとも不思議です。本件は90代の入所者がベッドから転落して受診した際に、他にアザや傷があることに医師が不信感を抱き市に通報、府と市が立ち入り調査をして虐待と認定されました。自ら発信できない人々(高齢者や身障者)の施設は、地域交流を深め、外部の客観的な目を取り入れることがとても大切だとつくづく感じます。