介護問題は悪化の一途?

ここ数日でまた介護に関する気になるトピックスが多く報道されています。介護報酬(介護を利用した場合の費用の根拠)で介護職員のお給料をよくする「処遇改善加算」について、職員自身が「実感がない・わからない」と答えた人が63%もいるとか。事業者側の問題だけでなく職員も意識していない場合もあるとのこと。東京で80代母と50代娘の介護を苦にした無理心中もありました。神奈川県で82歳夫を77歳妻が殺害し自害したケース。これも介護が原因とみられます。特に気になるのが長崎の施設で80代認知症女性が徘徊して死亡した件で、施設側の不備として損害賠償を地裁が命じたこと。裁判所は「入所者が施設を抜け出すことが予見可能だった」と指摘した判断ですが、では予見できれば阻止するためにどんな手段があるといえるのでしょうか。完璧に近い形で阻止するには拘束しかありません。この例の具体的な状況はわかりませんが、この審判により施設が「入居者を閉じ込める」方向に行かないことを祈るばかりです。介護問題、悪化としか見えないのは私だけでしょうか。