H30年介護保険改正いろいろ

6fea1b0179550d864b1281e3e7755e6f_s 先週の社会保障審議会介護保険部会の資料がUPされておりまして、ざっと見てみました。一部新聞にも載っていましたが、締め付けはどんどん厳しくなっていきます。既に出ている案で成立に至らなかったものも再熱でしょうか。
 前回改正で、特養ホーム入居者は資産調査がなされ、預貯金が一定額を超える場合は補足給付(食費や住居費などの補助)がカットされることになりました。その際、土地や生命保険は除かれたのですが次回に向けて不動産換算も俎上に載りそうです。預貯金はなくても、不動産で資産を持っているなら不公平ではないかという声もあります。しかし、それが都心の一等地で残された家族が住んでいるという場合には、困ります。家を売って引っ越すのか? そこで政府はリバースモーゲージを活用したらいいではないか、と(-_-;)。ところが、リバモは都市部の一部地域に限られますし、日本の仕組みでは消費者側のリスクが高すぎます。まさか国が金融機関と結託してリバモ推進…とは思いたくないですが…。総資産(現金も不動産も含め)で考える必要性もわかりますが、一概にどこかで線を引いてall or nothing にするのは難しい問題かと思います。
 そして現役世代第2号介護保険は保険料に総報酬割を導入する案。これは大企業(健保組合のある企業)の負担が増え、中小企業(協会けんぽ)は負担が下がります。ということは、中小企業勤務者はちょっと嬉しいのですが(^_^;)。H30年の改正案、これから年末まで大詰めです。来年国会で通ればH30年4月から施行という流れになるでしょう。随時チェックしてまいります。