13年前とその後

818 6月末で前職の会社を退社した際、会社に置いていた私物を整理しました。書籍もすごく多かったのですがほとんど会社に置いてきたものの、これは持ってきました(^_^;)。13年前に出版された当時では珍しいホーム入居者による暴露本です。ホーム名は実名で記載されていませんが、少しホーム事情がわかっていれば、まずどこかはわかります(^_^;)。

 介護保険前に入居した著者で、まだ全国的にも有料老人ホームが200件もあるかどうかの頃だったと思います。このホームは「自立型有料老人ホーム」で豪華ホームに位置付けられます。かなりリアルなやり取りが記載されていますが、ただ著者側の一方的な話のため、運営側の意見・反論はどうなのか当時聞いてみたかったものです。しかし、このホーム、正直なところ今も入居者や検討者からいろいろ話を聞くところです。そんな話を統合すると、著者の言い分も真実味を感じますが…。著者は一流大学、一流企業、海外赴任なども長く、いわゆるインテリ層。60代前半で夫婦で夢を持って入居しますが3年ちょっとで退去、その後普通のマンション暮らしをされました。しかし、ご生存であれば80歳のはず。今のお暮しはどのような状況なのでしょうか。ホーム入居も自宅暮らしも良し悪しはわかりません。本人の価値観や考え方がお金や条件などより一番大切だと思います。ただ、住み替えするにしてもしないにしても、将来を見越して考えることが大切です。元気なうちでは気付かない高齢期の問題、そして必ずやってくる終末期。だからこそ、住み替える場合は「入居前」にとことん検討して、著者のように残念な結果にならないようしたいものですね。